福岡のお役立ち情報を届けるローカルメディア

福岡(博多・天神)からハウステンボスへの移動手段は?各移動手段の料金・所要時間まとめ

福岡からハウステンボスへの移動手段は、大きく分けて「特急ハウステンボス」「高速バス」「JR在来線」の3つです。

特急なら1時間45分ほどで、乗り換えなしの直通列車が走っています。まずは通年で使える定番の買い方を押さえたうえで、時期によって出てくる期間限定のきっぷを上乗せで検討するのが確実です。自分にぴったりの方法を見つけましょう。

特急「ハウステンボス」

「乗り換えなしで、座って快適に着きたい」なら特急「ハウステンボス」です。博多駅からハウステンボス駅まで直通し、所要時間は約1時間45分〜1時間55分。博多〜早岐間は佐世保行きの特急「みどり」と連結して走ります。ハウステンボス駅から入場ゲートまでは徒歩約5分です。

種類料金(片道)所要時間備考
通常料金(自由席)4,220円約1時間45分〜1時間55分当日窓口で購入
通常料金(指定席・通常期)4,750円約1時間45分〜1時間55分繁忙期は200円増し
九州ネットきっぷ(指定席)2,700円約1時間45分〜1時間55分当日6分前までOK・変更可

内訳は運賃2,420円に、自由席特急料金1,800円または指定席特急料金2,330円(通常期)を加えた額です。

この区間に「早特」はありません。 3日前までの予約で安くなる「九州ネット早特3」は博多〜ハウステンボスに設定がなく、早く予約しても片道は安くなりません。裏を返せば、当日でも買える「九州ネットきっぷ」2,700円が、JRで片道を買うときの最安値です。QRチケットレスに対応しており、きっぷの受け取りも要りません。

セットきっぷ:エンジョイ!ハウステンボスきっぷ

往復のJR券とハウステンボスの1DAYパスポート引換券をセットにした、通年の定番商品です。

  • 内容:発駅からの往復JR券(特急の指定席)+「1DAYパスポート引換券」
  • おねだん:福岡市内発・大人12,900円
  • 購入場所:JR九州インターネット列車予約、または博多・香椎・千早・吉塚・笹原・南福岡・長崎の各駅の指定席券売機

往復のJR券と1DAYパスポートを別々に買うと通常17,100円かかるので、4,200円おトクです。ただし「九州ネットきっぷ」で往復して個別にパスポートを買うと13,000円なので、差は100円ほど。移動とパスポートを一度に確保できる手軽さを取るか、列車を自由に選べるほうを取るかで決めてください。なおネット予約では座席指定ができないので、きっぷを受け取ったあとに窓口か券売機で指定を受けます。

期間限定版が出ることがあります: 繁忙期には、同じ内容で値段の違う限定版が発売され、その間は通常版が休止になることがあります。2026年夏は「夏トク★エンジョイ!ハウステンボスきっぷ」(福岡市内発・大人12,000円、8月1日〜9月27日利用開始分)が該当し、通常版は9月28日利用開始分から再開します。限定版なら通常より900円安く、九州ネットきっぷ往復+パスポートと比べても1,000円安くなります。旅行前にJR九州の公式サイトで、その時期の設定を確認してください。

駅の窓口に片道の割引はありません: 博多〜ハウステンボスにあった回数券タイプの「2枚きっぷ」は2026年6月30日で発売を終了しました。片道を安く買うなら、ネット限定の「九州ネットきっぷ」一択です。

帰りの特急は夕方までです: ここが最大の落とし穴です。定期列車は上下とも1日5本で、ハウステンボス駅発博多行きは10時50分・11時44分・12時42分・14時43分・15時53分。つまり上りの最終は15時53分発です(博多発は8時39分・9時32分・10時31分・12時37分・13時37分。多客期は下りに臨時列車が加わります)。夜のプログラムを見てから特急1本で博多に戻ることはできません。16時以降は、大村線の普通列車や快速「シーサイドライナー」で早岐まで出て、特急「みどり」に乗り継ぐ形になります。

高速バス

「移動費を抑えたい」なら高速バスです。西鉄天神高速バスターミナル・博多バスターミナル・福岡空港国際線からハウステンボスまで直行し、天神からの所要時間は2時間3分です。

種類料金(片道)備考
通常片道運賃2,600円全便座席指定制(要予約)
往復乗車券5,000円=1枚あたり2,500円窓口で購入
回数券(4枚つづり・紙)9,600円=1枚あたり2,400円窓口・券売機で購入
WEB回数券(4枚つづり)8,400円=1枚あたり2,100円ネット限定、購入日を含み3か月有効

ただし直行便は1日2往復だけです。 時間が合わないことのほうが多いので、もう一つのルートも押さえておきましょう。福岡・福岡空港〜佐世保の「させぼ号」は1日22往復、30〜60分間隔で走っています(天神から1時間50分、片道2,600円)。佐世保バスセンター・佐世保駅前からハウステンボスまでは、西肥バスの路線バスで740円・約35分です。

させぼ号にはWEB予約・クレジット決済限定の割引があり、WEB割の片道2,300円、WEB割往復4,400円(1枚2,200円)が使えます。直行便のほうにはWEB割片道の設定がないため、片道1回だけ安く乗りたい場合はさせぼ号のほうが選択肢が多くなります。

セットきっぷ: 高速バスの往復乗車券、佐世保〜ハウステンボス間の路線バス片道券、1DAYパスポートをセットにした「ハウステンボスきっぷ」が12,000円で発売されています。それぞれ通常運賃で買うと13,540円相当なので、約1,500円おトクです。

注意点: 全便予約制のため満席だと乗れません。予約は乗車日の2か月前の同日8時から。渋滞で遅れる可能性も織り込んでおいてください。

JR在来線(普通列車)

時間はかかりますが、特急料金を払わずに移動する選択肢です。

  • 料金: 片道2,420円(乗車券のみ)
  • 所要時間: 約3時間〜3時間30分
  • 注意点: 直通列車はなく、鳥栖・江北・早岐などで3回程度の乗り換えが必要です

高速バスの通常運賃より180円安いだけで、所要時間は1時間以上長くなります。「青春18きっぷ」などのフリーパス期間外であれば、あえて選ぶ理由は乏しいのが現状です。

あなたにぴったりの移動手段は?

日帰りでパスポートも買うなら:エンジョイ!ハウステンボスきっぷ

往復JR券と1DAYパスポート(大人7,600円)を別々に買うと17,100円のところ、12,900円。移動と入園をまとめて確保できます。繁忙期に期間限定版が出ていれば、そちらのほうがさらに安くなります。

移動費だけを抑えたいなら:高速バス

WEB回数券なら1枚2,100円。ただし4枚つづりでの購入が前提で、直行便は1日2往復しかありません。時間が合わなければ、させぼ号(WEB割片道2,300円)で佐世保まで行き、路線バス740円で乗り継ぐ形になります。

列車を自由に選びたいなら:九州ネットきっぷ

片道2,700円で、出発6分前まで購入でき変更もできます。往復してパスポートを個別に買っても13,000円と、セットきっぷとの差はわずかです。この区間に早期割引がない分、直前に決めても損をしません。

夜まで滞在するなら:帰りの乗り継ぎを先に決める

上りの特急は15時53分で終わります。大村線で早岐へ出て特急「みどり」に乗り継ぐか、路線バスで佐世保へ出て高速バスに乗るか、現地に泊まるか。この3択を出発前に決めておいてください。


※料金・ダイヤは2026年8月24日時点の情報です。ご利用前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。